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冬はノロウイルスに要注意!
■冬はノロウイルスに要注意!!
食中毒予防が必要なのは夏だけではありません。食中毒は1年を通して発生します。特に冬なるとノロ ウイルスによる食中毒が増えます。ノロウイルスは、少量でも手や指、食品などを介して口から入ると、体の中で増殖し、腹痛や嘔吐、下痢などの食中毒の症状を引き起こします。
■ノロウイルスによる食中毒を防ぐには?
ノロウイルスによる食中毒を防ぐポイントは、「持ち込まない」「つけない」「やっつける」「ひろ げない」の4つです。
- ノロウイルスを「持ち込まない」
調理する人がノロウイルスに感染していると、その人が調理した食品を食べることによって多くの人にノロウイルスが二次感染してしまいます。そのため調理場にウイルスを持ち込まないことが重要です。
- ノロウイルスを「つけない」
食品や食器、調理器具などにウイルスを付けないように、調理などの作業をする前などの「手洗い」をしっかりと行いましょう。
- ノロウイルスを「やっつける」
食品に付着したノロウイルスを死滅させるためには、中心温度85℃から90℃、90秒以上の加熱が必要です。調理器具は、洗剤などで十分に洗浄した後に熱湯で1分以上加熱するか、塩素消毒液に浸して消毒します。
- ノロウイルスを「ひろげない」
ノロウイルスが身近で発生したときには、ノロウイルの感染を広げないために食器や環境などの消毒を徹底すること、また、嘔吐物などの処理の際に二次感染しないように対策することが重要です。
■ノロウイルスによる食中毒になった場合どうしたらいいの?
下痢や嘔吐、発熱などノロウイルによる食中毒と思われる症状が見られた場合には、無理をして仕事や学校に行こうとせず、医療機関にかかりましょう。感染していた場合、職場や学校に行ってしまうと、多くの二次感染を広げてしまう恐れがあります。また、症状がある時はなるべく食品を直接取り扱う作業をしないことも大切です。