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胃内視鏡検査

こんな症状があれば
検査をお勧めします

  • 胃が差し込まれるようにキリキリ痛い
  • 胃が重く痛い
  • げっぷがよくでる
  • 胃液がこみ上げてくる、胸焼けがする
  • 吐き気(嘔吐)を伴い胃が痛い
  • 胃がキューッとしぼられるように痛い
  • 空腹時に胃のあたりが痛い
  • 背中が痛い
  • 食後に胃のあたりが痛い
  • 胃の痛みが何日にも前から持続している
  • 胸やけがある
  • 胃の上あたりが心臓発作のような狭心痛のように痛い

当院の胃内視鏡
検査の特徴

個室回復室あり

検査後の回復スペースをご用意しております。鎮静剤を使用された方は、そのまま検査台から回復スペースに移動いただけます。意識が完全に回復するまで、ゆっくりお休みいただけます。

負担が少ない、見落としの少ない精密検査

内視鏡検査は、最新の細くしなやかで精度の高い機器を使用し、麻酔の手法を工夫することで、痛みや不快感を最小限に抑えた快適な検査となっています。がんが進行すると体内に広がることがあるため、早期発見が治療の負担を減らし、治療成功の可能性を高める重要な要素です。

富士フィルム内視鏡AIシステム
「CAD EYE™(キャド アイ)」

富士フィルム社製の人工知能(AI)内視鏡診断支援システムを導入しました。このシステムは胃や大腸内視鏡時にがんやポリープの検出・治療を行います。

豊富な経験を持つ内視鏡専門医とAIが連携し、より精度の高い検査を実現します。

CAD EYE™(キャド アイ)の特徴

AIによる高精度な
画像解析

CAD EYEは、大量の内視鏡画像を基にAIが深層学習アルゴリズムを用いて異常を検出します。そのため、熟練の医師と同レベルの高精度な異常検出が可能です。豊富な学習データを活用し、多様な病変や状態に対応できる点も大きな強みです。

リアルタイムな
診断支援

CAD EYEは、内視鏡画像をリアルタイムで解析し、異常を早期に医師へ警告します。これにより、医師は迅速かつ正確な診断を行うことができます。

医師の判断を
補完する支援機能

CAD EYEは、医師の判断をサポートする機能を備えています。AIが異常を検出した部分を医師が確認し、最終的な診断を行うことで診断の精度が向上します。これにより、医師の負担が軽減され、診断の効率も向上します。

患者さんの
負担軽減

内視鏡検査は患者さんにとって負担の大きい検査ですが、CAD EYEの導入により、診断の迅速化や精度が向上し、その負担を軽減できます。
また、正確な診断により、病変の切除が必要かどうかを判断し、早期に適切な治療を行うことで治療効果の向上にも繋がります。

病変検出支援機能

内視鏡の映像に病変と思われる部分が見つかると、同時にそのエリアを枠で囲んで表示し、音で医師に知らせます。これにより、従来の内視鏡検査に比べて病変の見逃しが少なくなります。

疾患鑑別支援機能

疑わしい病変を表示し、その部分がどの疾患かを鑑別結果として示します。また、病変部は鑑別結果に基づき異なる色で表示されるため、医師は迅速かつ正確に確認することができます。

実際の内視鏡検査を動画で見る

大腸内視鏡検査

胃内視鏡検査

より精密な内視鏡検査を
可能にするために

当院では熟練の内視鏡専門医による検査に加え、AI内視鏡による病変検出、疾患鑑別サポートにより、従来よりもさらに病変の見逃しを減らし、早期から大腸癌や胃がんなどの異変を検出する事が可能になりました。
これからも患者様皆様がより安全に、より安心のある内視鏡検査を目指して参ります。

胃内視鏡検査で
発見できる病気

胃がん

衛生環境の改善や除菌治療の進展により、ピロリ菌感染者の減少が見られますが、日本人において胃がんが主要な死因であった時代は過去のものとなりつつあります。それでも年間約5万人の方が胃がんで亡くなっており、依然として胃がんは重要な健康課題です。当院では最新の機器を導入し、専門医が行う精密で快適な内視鏡検査を提供し、早期発見に努めています。

食道がん

食道がんは、食道(食べ物が通る管状の臓器)の内壁で発生するがんのことです。通常、食道がんは食道の内側の粘膜から始まり、進行すると周囲の組織や他の臓器にも広がることがあります。主な原因としては、長期間にわたる慢性逆流性食道炎や喫煙、過度のアルコール摂取、特定の栄養不良などが挙げられます。

逆流性食道炎

胃液が胃から食道に逆流し、食道粘膜が炎症を起こしている状態です。主な症状としては胸焼けやゲップ、呑酸(胃酸が上がってきて酸っぱい・苦い味がする)、長引く咳があります。生活習慣が再発を促進しやすく、食道粘膜の炎症が長引くと食道がんのリスクが高まりますので、早めに胃カメラ検査を受け、適切な治療を受けることが重要です。

慢性胃炎

症状がないまま進行することもありますが、痛みやむかつきなどの症状を引き起こすこともあります。胃粘膜が慢性的に炎症を起こすと、びらんや萎縮が生じることがあります。これが潰瘍や胃がんに進展することもあります。胃カメラ検査を通じて粘膜の状態を確認し、適切な治療を受けて進行を防ぐことが重要です。主な原因はピロリ菌感染であり、除菌治療が成功すると、炎症の再発リスクが大幅に低減します。

胃・十二指腸潰瘍

20~40歳の若年層によく見られる病気で、主な原因は97%以上がピロリ菌感染によるとされています。十二指腸は胃に比べて壁が薄く、それゆえに深く進行しやすく、出血や穿孔のリスクが高まる傾向があります。空腹時の痛みが特徴的で、時には背部にも痛みが及ぶことがあります。治療は胃潰瘍とほぼ同様のアプローチを取ります。

検査の流れ

  1. Step01

    検査前

    シロップを飲んで胃の中をキレイにして見やすくします。椅子に座って診察しながら、鼻と喉にお薬をつけます。(経鼻の方のみ)
    ベッドに仰向けになり、鼻と喉の局所麻酔をします。麻酔にかかる時間は10分くらいです。

  2. Step02

    検査中

    ベッドに左向きに横になった状態で検査を行います。検査時間はだいたい10分くらいです。
    内視鏡のモニターを見ながら説明を聞いたりできます。
    診断を確かめるために、色素をまいたり組織を採取したりすることがあります。

  3. Step03

    検査終了後

    経鼻内視鏡検査の場合

    すぐにお仕事や普段通りの生活ができ、お車の運転もできます。また、お水を飲んでむせなければ、食事もできます。

    経口内視鏡検査の場合

    静脈麻酔薬を使用した場合、しばらく休む必要があります。お車の運転もできません。また、2時間ぐらいお水を飲んだりお食事をすることができません。

  4. Step04

    検査結果

    組織を採取した場合は特別な処理をしてから顕微鏡で診るので、どんな病気であるのか結果が出るまで、約1週間ぐらいかかります。
    その他検査費など、詳しい説明はスタッフが行いますのでご安心下さい。